財団法人 全国消防協会

消防機器の改良・開発及び消防に関する論文

消防機器の改良・開発及び消防に関する論文

平成18年度 消防に関する論文・機器の研究作品集

2007年06月21日 掲載

 はじめに (作品集前書きより)

 近年の災害態様は、生活様式の変化はもとより、少子高齢化の進行や社会経済情勢のめまぐるしい変化の中で、複雑、多様、大規模化の傾向が強くなっています。昨年度は、梅雨前線による集中豪雨の発生、北海道佐呂間町での大型竜巻の発生、兵庫県宝塚市のカラオケボックス店での火災、さらには能登半島沖での地震の発生など、さまざまな様態の災害が全国各地域に甚大な被害をもたらし、地域住民の消防に対する関心は、ますます高まり、専門化したより質の高い消防行政への期待が高まっています。
 一方、消防を取り巻く環境は、市町村合併や地方分権、行財政改革並びに消防の広域化の推進、さらには、高度情報通信社会の形成や住民ニーズの多様化などにより、消防行政にも新たな対応が早急に求められています。
 本協会は、このような社会情勢を踏まえ、住民生活の安全と社会公共の福祉を増進することを目的として災害の防除に関する調査研究及び防災思想の普及広報等の事業を積極的に推進しているところであり、その事業の一つとして、消防機器の改良開発及び消防業務全般に関する調査研究の成果を広く募集したところ、全国から多数の応募があり、その総数「160作品」にも上りました。
 これは、会員みなさまの的確な任務遂行に傾ける熱意のあらわれであると言えます。このたび応募作品の中から、優秀と認められたものを作品集として発行するに至った次第です。
 本作品集が消防機器の改良開発等、消防任務遂行上の参考となり、ひいては社会公共福祉の増進に寄与する一助となれば幸いです。

平成19年6月  財団法人 全国消防協会

論文の部

機器の部

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