消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文

消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文

令和4年度 消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文

 はじめに(作品集前書きより)
 わが国の自治体消防は、地域に密着した防災機関として、社会構造の変化等に的確に対応しながら、消防防災体制の充実・強化を図ることにより、地域住民の安全・安心の確保に大きな役割を果たしつつ、全国各地や諸外国の大規模災害にも即応するなど、大きな発展を遂げてきました。
 近年、大地震や気候変動等による自然災害が甚大化・頻発化する中、昨年3月に生じた福島県沖を震源とする最大震度6強の地震や、日本列島に相次いで上陸した台風により、人的被害や住家被害が各地で発生しました。
 防災・減災に対する国民の関心が高まる中、我々消防機関は、地震・風水害・火山噴火等の自然災害、危険物火災などの特殊な災害や事故への対応に加えて、昨今の世界情勢が不安定な状況において、テロ災害等、あらゆる事態への対応とその備えが強く求められています。
 また、新型コロナウイルス感染症は、救急搬送困難事案や消防本部におけるクラスターの発生等を通じて、消防行政全般、消防体制のあり方に影響を及ぼしているため、引き続き感染拡大防止対策の推進を図り、消防体制の維持に万全を期さなければならないところです。
 このような状況を踏まえ、本協会では、令和4年度事業の一環として消防機器の改良・開発作品及び消防に関する論文作品を募集したところ、全国から116作品の応募があり、厳正な審査のうえ、20作品を優秀と認め表彰しました。
 このたびこれらの優秀作品を作品集にとりまとめましたので、消防機器の改良・開発や、消防任務遂行の参考となり、消防行政の推進の一助となれば幸いです。

 令和5年6月

一般財団法人全国消防協会 

機器の部

【最優秀賞】

坐位搬送時における体位管理補助器具の考案について

順位 作品名 消防本部名 氏名
1 坐位搬送時における体位管理補助器具の考案について 射水市消防本部 高瀬 昌樹
桜野 美生
2 分岐管の改良(安全装置付き)について 富山市消防局 室田 健悟
3 可搬式ポンプ水平装置の開発について 日高広域消防事務組合消防本部 黒井 郁弥
森本 敦貴
4 廃棄ホースを使用した軟弱地用マットの開発について 三観広域行政組合消防本部 礒野 孝樹
石川 和樹
5 多重衝突事故現場において確認済み車両を識別するタグについて 南渡島消防事務組合消防本部 金澤 斎
6 サーモ機能付き防火装備の開発について 東近江行政組合消防本部 大橋 真
辻 健人
7 65mmホースの回転式延長の考案について 大阪市消防局 奥田 剛
8 デジタル技術を活用した消防機器管理システムの開発について さいたま市消防局 髙野 駿也
9 ストレッチャー用「酸素ボンベキャリア」の開発について 相模原市消防局 大田 貴広
糸田川 真
笠井 愛里加
10 火災現場活動終了後における防火衣等の除染シャワーの開発について 小松市消防本部 切石 真仁
11 ガンタイプノズル調整型吊りベルトの開発 大阪市消防局 植野 雄次郎
12 廃棄用消防ホースを活用した自然水利の確保について 糸魚川市消防本部 伊井 公平
日馬 勇貴
13 廃棄ホースを活用した搬送補助器具の開発について 大阪市消防局 川内 淳郎
篠田 拓摩
南 祥太
14 駆血機能を有する静脈路確保収納バッグについて 東近江行政組合消防本部 中村 麟太郎
15 泥濘地における胴長靴歩行の安定化 岡山市消防局 阿部 亮太
大池 将央
16 吸管備え付け型枕木の開発について 八女消防本部 甲木 哲二

論文の部

【最優秀賞】

GIGAスクール構想と連携した防災教育の推進について

順位 作品名 消防本部名 氏名
1 GIGAスクール構想と連携した防災教育の推進について 横浜市消防局 大本 冴
折戸 卓也
宮平 良清
2 農業用ビニールハウスでの収れん火災に関する研究 十日町地域消防本部 瀬沼 哲司
志賀 達也
3 燃料タンク破損時の油漏洩阻止の検証について 高岡市消防本部 柴田 修史
村上 蛍
4 スマートフォンで出来る簡易トリアージについて 福岡市消防局 森本 新平
高松 浩平
矢野 淳志

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