機関誌「ほのお」8月号
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時刻翌6月4日1時08分1時16分4時40分7時05分7時11分消防隊による大規模火砕流の視認。本署への通報と付近住民、報道関係者への退避指示、自隊退避。布津出張所分隊による住民5人のポンプ車収容、避難広報を行いながら中大野木場へ退避。指令車、広報車の現場出動。16時35分現場到着。現地指揮本部の設置、状況確認などの実施。救急1号車、筒野バス停付近火砕流による負傷者3人発生通報に伴う出動。途中、負傷者3人を乗せた普通ワゴン車と接触し救急車収容を試みるも重症のため移動困難、ワゴン車のまま島原温泉病院への搬送依頼。その後、同病院へ移動し転院搬送に備え待機。布津出張所救急車出動。負傷者1人、深江町大野木場小学校から管内病院へ搬送。非番職員の招集。筒野バス停付近負傷者情報によるポンプ3号車出動。現場状況確認および負傷者検索。国道57号上での水利部署後、警戒監視。救急2号車出動。現場での負傷者検索。南出張所救急車出動。現地指揮本部で待機。救急3号車出動。現地指揮本部で待機。運搬車出動。現場状況確認および負傷者検索。その後、現地指揮本部で待機。隣接する県央地域広域市町村圏組合消防本部への救急車応援要請。島原市災害対策本部への自衛隊ヘリ派遣要請。現地指揮本部への出動車両集結(消防隊6台27人、救急隊3台9人)。南出張所救急隊への出動指令。島原温泉病院から管外病院への負傷者転院搬送。救急1号車へ出動指令。島原温泉病院から大村市の病院への負傷者2人転院搬送。救急2号車へ出動指令。島原温泉病院から大村市の病院への負傷者1人転院搬送。救急3号車へ出動指令。島原温泉病院から長崎市の病院への負傷者1人転院搬送。北出張所救急車へ出動指令。島原温泉病院から諫早市の病院への負傷者1人転院搬送。情報収集を伴う偵察、監視活動の継続。火砕流により延焼建物が拡大傾向を示したため、ポンプ車3台を配置。国道57号線を防ぎょ線とし、水利部署、ホース延長による警戒体制確保。布津出張所救急車へ出動指令。島原温泉病院から長崎市の病院への負傷者1人転院搬送。南出張所救急車へ出動指令。島原温泉病院から長崎市の病院への負傷者1人転院搬送。県央地域広域市町村圏組合消防本部の救急車出動。島原温泉病院から長崎市の病院へ負傷者1人転院搬送。福岡市消防局へ消防ヘリ応援要請。偵察、監視活動中、最大級火砕流発生の無線受信。全隊、九十九ホテル下広場へ退避。長崎市消防局および県央地域広域市町村圏組合消防本部への応援要請。九十九ホテル広場に現地指揮本部設置。偵察不能により状況把握困難、翌朝まで警戒体制維持。出動指令(隊不明)。島原温泉病院から諫早市の病院への負傷者1人転院搬送。救急2号車へ出動指令。島原温泉病院から長崎市の病院への負傷者1人転院搬送。布津出張所広報車による大野木場への自衛隊車両誘導。福岡市消防局消防ヘリ到着。本部次長以下3人搭乗、上空偵察実施。眉山テレビ中継所に退避中の報道関係者など10人の救助開始。8時07分全員救出、救急車で病院搬送。南上木場地区建物火災の消火活動開始。13時48分鎮火。現地指揮本部解散。以降、24時間警戒監視体制継続。概要(災害当時の記録内容など)火砕流に伴う建物火災や行方不明者のなお、当日の活動経過については表2本災害は、噴火から終息まで約6年間に及ぶ長期災害であり、通常の火災や風水害とは大きく異なる特性を有していた。この間、火砕流や土石流への対応に加え、大雨や台風といった通常災害への警戒や対応も並行して行う必要があったが、降灰の堆積や溶岩ドームの存在により、わずかな降雨でも土砂災害が発生し得る状況であり、常に複合的な危険を想定した警戒が求められた。また、火砕流や土石流により国道57号および国道251号や鉄道が被災し、管内は長期間にわたり分断された。これにより救急搬送経路や応援体制、職員の参集および通勤にも支障が生じ、消防活動全体の機動力が大きく制約された。消火活動においても通常火災とは様相が異なり、火砕流が時速100キロメートルを超える速度で流下したため、それに伴い発生した火災は短時間で多数の建物を焼失させた。現場到着時には既に対出動するとともに、隣接消防本部へ応援要請を行った。消防本部では救急隊の運用統制を行い、島原温泉病院(現・長崎県島原病院)への受け入れ調整および職員派遣による連絡調整を実施した。同病院では受け入れ体制が整っており、負傷者の初期対応は円滑に行われた。検索も実施されたが、火砕流の予測困難性と二次災害の危険性により、消火・救助活動には大きな制約があり、実際の活動の中心は、同病院で応急処置を受けた負傷者を管外病院へ転院搬送することであった。のとおりである。6ほのお2026 8号 4火山災害における消防活動の特徴雲仙・普賢岳災害から35年―活動と教訓の継承―背後に迫る火砕流から避難しながら広報活動を行う消防車(布津出張所分隊)この後、付近の住民5人を車内収容し避難した。(深江町大野木場)土石流によって流された大岩表2 平成3年6月3日大火砕流発生時における消防活動記録17時00分12時37分19時22分21時01分21時15分23時59分23時45分18時55分18時26分18時00分17時45分19時11分19時00分17時11分17時17分17時30分16時19分16時50分16時25分16時23分16時18分16時13分16時17分16時10分

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