出動・現場到着時の状況管轄消防署からタンク車1台、ポンプあった。さらに、火炎は西側の前面道路を超え、今にも向かいの家屋に襲い掛かるほどの勢いであった。4 消火活動の状況管轄消防署の2隊は、タンク車を防火水槽に部署させた。出火建物の北側にホース3線、南側にホース1線を配置して包囲態勢を展開し、延焼防止を最優先とした人海戦術による消火活動を実施した。現場到着後、熱傷を負った住人と接触し、後続の救急隊に救急搬送を指示した。この地域のほとんどの建物が、道路に面した間口が狭く、奥行きが長い敷地形状となっており、まれていた。3 車1台の計2台が出動した。他署から指揮車、救急車、救助工作車が第1出動し、管轄署出動隊と他署出動隊の到着時間差はおおよそ15分であった。現場まで約500ⅿ地点で暗闇に浮かび上がる赤々とした光を視認し、現場から100ⅿ地点の防火水槽に部署した時には、空に舞う火の粉が確認できた。現場到着時、消防団員数人が消火栓からホースを延長し、消火活動中であった。出火建物は、木造2階建ての事務所兼住宅で、屋根まで炎に包まれ火災最盛期の様相を呈しており、北・南面に隣接する建物へ延焼の危険が迫っている状態でそれぞれの筒先部署位置も狭い通路に入り込み、奥まった位置となっていたため状況確認にも大変な労力を必要とした。出火建物が大規模であり、火炎が噴き出している面の長さに対し、消防力が劣勢であることは明らかであったため、消防団に逐次筒先部署の移動を指示しながら、出火建物の北側、南側に隣接する専用住宅への延焼防止を最優先として活動を実施した。各建物間がいずれも近接しており、有効注水が得にくい状況であったが、筒先部署位置の変更を繰り返しながらの消火活動を実施したことで、近隣建物などへの類焼を最小限に留めることができ、0時51分に鎮圧となった。出火建物は増築を何度も繰り返した建物で、トタンや土壁が混在する建物であり、床に堆積したトタンなどを除去しながら注水するといった活動が鎮圧後も長時間続いたため、3隊2班のローテーションで活動を実施し、3時25分に鎮火に至った。課題と推奨事項5 ① 狭あい道路に面した出火建物であったため、活動範囲が分断される可能性が高かった。出火建物を挟むように防火水槽が点在していたため、各隊が水利部署し、それぞれ活動する選択肢もほのお21国土地理院地図 淡色地図(ズーム:18)を加工して作成火災防ぎょ活動隊形出火建物と類焼建物(鎮火後)②8号 2026出火建物と類焼建物(鎮火後)①
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