機関誌「ほのお」5月号
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60tクレーン車7ほのお5号 202625tクレーン車図③)。また、活動中、現場指揮本部設置場所に異変を感じ、現場にいた市職員が空洞調査を実施したところ、現場指揮本部設置場所付近の歩道が空洞である可能性が高いことが判明したため、現場指揮本部を移動した。なお、この後、当初、現場指揮本部を設置した場所が陥没している。民間企業のクレーン車によるトラックの引き出し活動は、最大時25tクレーン車1台、60tクレーン車1台および70tクレーン車1台の計3台で行ったが、トラックは動かなかった(写真⑧、図④)。同年1月29日0時16分にガス検知器が鳴動した後、トラックが地中に引き込まれる現象が発生したことにより、クレーン車のワイヤーも同時に引き込まれ、活動隊員およびクレーン車オペレーターともに緊急退避を行った。この現象で、陥没穴直近の信号機がGLに接地するほど沈下した。その後、はしご車のバスケットからカメラで確認すると、これまで斜めに埋まっていたトラックがキャビン側を下にした垂直の姿勢となり、キャビン付近は水に浸り目視できなかった。また、陥没穴内部で大量の水が流れているのを確認した(写真⑨〜⑪)。同日1時3分、トラックの引き上げを行ったが、キャビンがなく、荷台部分のみが引き上げられた。その際、引き上げ直後に付近の飲食店看板が崩落し、2つ目の陥没穴が発生した。トラックの荷台をGLに降ろし、陥没穴内部の状況を確認したが、キャビンは目視できなかった。消防機関と関係者で協議を行い、崩落が断続的に発生していること、水量が増加していること、水や土砂などが引き込まれる現象が発生していることから、これ以上の活動はできないと判断した。同日には、東京消防庁・さいたま市消防局・埼玉東部消防組合消防局に応援要請を行い、ドローンなどを活用した陥没穴内部の調査を実施した。また、土砂などの手掘りと土砂吸引車による土砂吸引のため、陥没穴内部に進入したが、崩落により活動を断念した。翌1月30日2時37分、大規模な崩落が発生し、2つの陥没穴が一つとなり、直径約40m、深さ約10mの大きさになった(図⑤、写真⑫)。この状況変化を受け、5時30分に消防機関と関係者で協議し、現場直近の飲食店駐車場からのスロープ造成を決定し、完成まで現場警戒と調査を継続した。八潮市中央一丁目交差点道路陥没救助事案について70tクレーン車平面図写真⑧、図④ トラック引き出し 写真・イメージ図 (25tクレーン車、60tクレーン車、70tクレーン車および草加救助1(リアウインチ)による活動)写真⑨ はしご車バスケットカメラで陥没穴内部を映した写真※一部写真の加工を行っています。現場到着時の状況写真⑪ 現場到着時からのトラックの姿勢の変化 イメージ断面図写真⑩ 模型による左写真の再現イメージ0時17分の状況

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