機関誌「ほのお」5月号
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明史ほのお 西出十勝岳噴火総合防災訓練について職員研修について管内の特性通信指令体制一元化についてり、水稲、酪農や畜産、ワインやメロン、山菜などの農産加工、夏はラベンダーの紫のじゅうたん、冬はパウダースノーに包まれた白銀の世界をはじめ、四季折々に彩られた自然景観を目当てに、たくさんの観光客が国内外から訪れる活気のある地域です。そんな富良野広域連合消防本部の取り組みをちょっと聞いてみたらいんでないかい。令和8年2月17日から18日まで、北海道上川総合振興局、十勝岳周辺各市町村、消防、警察、自衛隊、その他関係機関が一堂に会し、令和7年度十勝岳噴火総合防災訓練」を実施しました。十勝岳は昭和63年に噴火し、昭和37年には、噴煙が高度1万2000m以上に及ぶ大噴火が発生しており、死者、行方不明者5人、負傷者12人が発生しました。古くは大正15年5月に発生した噴火において「融雪型泥流」が発生し、富良野川沿いを流下して、この災害では144人が犠牲となりました。現在も噴火周期に入っており、毎年2月中旬に同規模の訓練を実施しています。今年は、積雪期の噴火による「泥流被害」を想定し消防、警察、自衛隊、DMAT連携隊による捜索、救助訓練が行われ、上富良野消防署と上富良野消防団が実動に当たりました。少子高齢化や北海道内各市町村の人口減少は著しく、将来に向けた消防職員の人材確保は、深刻な課題であり、当消防本部も例外ではありません。そのような状況下で、大切な職員を職場の人間関係の悪化やハラスメント問題で失うことは、組織として大きな損失です。防止対策として、毎年テーマを決めて外部講師をお招きし、職員研修を実施することで意識改革を図っています。令和5年度はハラスメント、令和6年度はコンプライアンス、令和7年度はコミュニケーションについて研修を行いました。今後も、若手職員、女性職員、ベテラン職員、全ての職員が、心身共に健康で働き続けられる職場づくりを目指して、研修を継続してまいります。当消防本部は、東京都や沖縄県と、ほぼ同じ管轄面積を有しており、構成市町村が地理的にも離れていることから、消防署、支署の予算は「市町村自賄い」の財政形態を取っています。したがって、119番通報の受信や指令体制も、それぞれの市町村で行っておりますが、昨今の大型化、多様化する事故・災害に対応するとともに、広域連合のスケールメリットを生かした初動からの協力体制を充実させるため、令和11年4月の指令センター運用開始に向け、準備を進めています。消防長のモットー「組織とは人なり」パナソニック創業者の故松下幸之助氏は、「企業は人なり、人を育て、人を生かすことが経営の本質である」と説いていますが、消防職場においても同じ事が言えると考えています。気候変動や、災害事故の大規模化、複雑多様化など、現場は刻々と変化しています。ハラスメント問題、コンプライアンス対応など、消防職場を取り巻く環境も短期間で大きく変化しました。何を継承し、どこを変える必要があるのか。難しい時代であるからこそ、将来に向けて創造できる、対応し得る人材、指導者を育成することが、消防組織として求められていると感じています。人を育て、人を生かすための具体的な取り組みの一つとして、消防庁消防大学校への入校を積極的に行っています。消防大学校へは私自身、令和5年1月に上級幹部科への入校機会をいただき、その教育内容や出会った方々に大変大きな影響を受けました。同時に将来の組織運営を考える上で大きな転機となりました。令和6年度以降も幹部科、上級幹部科に職員を派遣しており、フィードバックすることで、他の職員にも良い影響が出ていると確信しています。小規模消防本部であるが故に、経験させる機会が必要であると考えます。「組織とは人なり」故に、消防業務も人間関係も人が育てば組織全体が良い方向に向くのではないでしょうか。「組織とは人なり」という言葉どおり、人を育てる取り組みが組織の発展につながっていることを改めて感じました。その積み重ねが、未来への確かな力になっていくのだと思いました。富良野広域連合消防本部は、富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村の1市3町1村で構成され、北海道のほぼ中央に位置し、東に大雪山国立公園の十勝岳連邦、西に富良野芦別道立自然公園の夕張山系が並んでいます。この2つの山脈に挟まれるように富良野盆地が形成され、その中を石狩川水系空知川や富良野川が貫流しています。夕張山系から日高山脈に至る南部地域では、太平洋に注ぐ沙流川水系など風光明媚な自然環境を有しています。また、農業と観光が基幹産業となってお(永井 匠)275号 2026〜紹介します、私たちの消防本部〜上富良野町中富良野町富良野市南富良野町占冠村北海道道北地区消防本部データ構成市町村数:1市3町1村面積:2183.41㎢人口:36,972人消防署所数:1本部、2消防署、3支署、1出張所消防職員数:123人(実員)令和7年4月1日現在富良野広域連合消防本部(北海道)ちょっときいてよ!

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