機関誌「ほのお」5月号
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串間市消防本部(宮崎)消防施設および設備の充実強化について⑴・・ほのお  査察調査広報甘かん藷しょ、キュウリ、きんかん、ピーマンな験が十分とは言えないのが現状です。向を踏まえつつ、国内外で開催されているロープレスキュー大会への出場経験のある職員の知見を生かしながら訓練を実施し、組織全体で技術の底上げに取り組んでいます。その成果は実災害でも発揮され、職員のモチベーション向上にもつながりました。好で、回復に向かっていると伺い、大変嬉しく思うと同時に、改めて責任の重さを感じています。今後も、複雑多様化する災害に備え、国民の生命・身体・財産を守るという役割を果たせるよう日々努力してまいります。に位置し、風光明媚な国定公園となる日南海岸から志布志湾まで77㎞にも及ぶ美しかし、近年のロープレスキューの動今回、被災された要救助者の予後は良はじめに串間市は、九州の東、宮崎県の最南端しい海岸線を有しています。東は洋々たる日向灘、南は志布志湾に臨み、西は瀧口・笠祇などの山麓を隔てて鹿児島県志布志市と隣接しています。特に、都井岬では本年の干支でもある、国の天然記念物「御崎馬」が自然の中でたくましく生活しており、黒潮を望む雄大な海のパノラマと野生馬の風景が素晴らしい場所で、晴れた日には遠く種子島や屋久島まで展望でき、地球が丸いということを実感できる観光地となっています。温暖な気候にも恵まれ、新鮮な海の幸・山の幸などの食材が豊富に揃った自然豊かなまちです。串間市の主な基幹産業は農業で、食用(籔内 啓太)どの農産物を主体に、畜産業では5年に1度開催される全国和牛能力共進会(和牛オリンピック)において、内閣総理大臣賞を受賞したことのある宮崎牛の繁殖も盛んです。そのような街の安全・安心を担っている当消防本部の管轄面積は、294・92㎢、管轄人口約1万4600人、1本部・1消防署、職員数36人(うち女性吏員2人)で組織される小規模消防本部です。現状と課題1 昭和58年度に建設された現消防庁舎(RC造2階建て)は、築40年以上経過し、施設の老朽化が進むとともに、消防車両の大型化や潜水隊の創設などにより資機材が増強され、施設が狭あい化したほか、女性消防吏員の採用による女性専用室の整備などの課題がありました。その他にも、消防庁舎に接する国道448号が南海トラフ地震の津波浸水想定区域に指定されていることや、近傍には二級水系の本流で、総延長約28㎞、流域面積179・8㎢の福島川が流れており、消防庁舎一帯は洪水浸水想定区域に指定され、自然災害による災害活動への影響が懸念されていました。2 取り組み本市では、これまでに消防庁舎の在り方について、さまざまな検討を進めてきましたが、現消防庁舎では多くの課題が残り、応急的な措置では、今後さらに複雑・多様化する災害や社会情勢の変化に対応することは難しい状況でした。このような大規模自然災害などから市民の生命・財産を守るため、防災機能を有した施設整備と東九州自動車道を活用した後方支援として「人・もの」の受け入れ態勢の構築など、事前防災まちづくりの基礎となる「事前防災まちづくり構想」が策定されました。この構想の中で、災害時の防災拠点に指定されている総合運動公園や、災害時医療の拠点となる市民病院などとの近接性などを考慮した、「スマート防災拠点整備の推進(重点方策)」として消防庁舎の移転が検討されました。新庁舎の建設地については、水害や土砂災害の被害を受けない安全な災害拠点として機能でき、かつ、迅速な緊急出動に支障のない幹線道路に面する場所を検討して選定しました。現庁舎と新庁舎の比較3 4 新消防庁舎の機能庁舎および車庫の構造庁舎については耐震構造で、数十年先の消防情勢などを見据え、コンクリート製の壁や柱を極力なくし、大規模改修工事などの際に諸室の位置や大きさなど、機能が変更できるように2026 5号Mission Report 119敷地面積約5,505㎡構  造RC造2階建延床面積約1,217㎡緊急車両高規格救急自動車消防ポンプ自動車小型ポンプ付き水槽車 1台救助工作車その他の車両旧庁舎新庁舎約9,263㎡RC造1階建約1,629㎡3台2台1台3台24消 防 最 前 線消 防 最 前 線

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