●出動人員=16人(うちDC4人)発見・通報時の状況2 同現場で作業していた同僚により発見され、119番通報があったもの。要救助者は会話可能であるものの、痛みにより動けない状態であった。活動概要3 救急隊到着時および要救助者の状況要救助者は2階床に仰臥位でおり、意識清明、右胸部と右大腿部に強い痛みがあり、右大腿部には腫脹もみられた。呼吸音は正常で左右差はなく、約3ⅿの高さからの墜落であることを本人および関係者から確認し、高エネルギー事故と判断した。また、2階への進入経路は幅員60㎝と狭く、搬出困難が予想されたため救助隊とDCの応援要請を実施した。救助活動の状況現場到着後、救助隊は現場を確認するとともに、救急隊から事故概要について情報提供を受けた。現場は建築初期で鉄製の骨組みと床のみの状態であブーム付き多目的消防ポンプ車1台、救助工作車1台(途中引揚)DC1台:徳島県立中央病り、外周には単管パイプによる足場と防音シートが設置されていた。2階への昇降は足場に併設された階段(幅員して、躯体と足場の間に幅員約1mの間隙を確認した。要救助者は、救急隊により全脊柱固定を施されていたものの、身体の傾きなどにより激しい痛みを訴えていた。このことから、活動方針は躯体と足場間の開口部からの吊り下げ救出に決定し、要救助者の平行姿勢を維持した救出プランを選択した。救助隊は、3階床部H形鋼を用いて吊り下げシステムの作成を実施するとともに、全脊柱固定された要救助者をバスケットストレッチャーへ収容した。開口部付近まで搬送した後、吊り下げ救出を実施し、1階で待機していた救急隊へ傷病者を引き継ぎ、救助活動終了となった。救急隊は、車内収容後、DC医師の指示により静脈路確保を実施し、DCとドッキング後、医療機関へ搬送した。おわりに当消防本部は、出動件数が全国平均と比較して少なく、管内に山間部を有していない地理的特性から、ロープを使用した救助活動はベテラン職員であっても経23要救助者救出スペース(2階から1階)ロープ吊り下げシステムおよび要救助者転落開口部5号 2026要救助者転落箇所(2階床)要救助者転落開口部(3階床)⑵⑴院ほのお 60㎝)のみであり、その他の開口部と
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