おわりに3 今後の目標救助、救急、予防と全ての業務をこなさなければなりません。多種化・大規模化している災害に対応できるよう、今後も、新しい知識やスキルを身に付ける必要があります。当消防本部は、兼業制であり、警防、全国的にも受傷や殉職事故などを目に(木下 雅斗)することが多く、安全管理の重要性を身に染みて感じています。安全管理は災害現場だけではなく、日頃の訓練時も必要であり、消防業務を行う上でどのような場面でもついて回ります。まずは、すべての隊員が火災性状を理解し、危険が多い火災現場で、サイズアップを行い、活動の方向性を決め、より安全に活動ができることが目標であります。また、現場上席者のみが隊員の安全管理を行うのではなく、若手隊員もベテラン隊員の安全管理が行えるよう知識を有するとともに、それを進言できる職場環境を整える必要があります。今回の取り組みは、警防業務に主眼を置きレベルアップに努めましたが、警防業務だけでもまだまだ課題はたくさんあることを実感しました。今後は、救助業務、救急業務も同じように取り組んでいく必要があります。2025年に開催された「第28回消防救助シンポジウム」でも「火災時における救助活動対応能力の向上」がテーマに掲げられており、全国的にも火災に対しての意識がより一層高まってきていると感じています。特に、セルフレスキューは火災現場において隊員全員が持つべき知識、技術であり、殉職・受傷事故を減らすために全国的に取り組んでいる項目だと考えています。若手職員の現場経験値の減少は、当消防本部だけではなく、他の消防本部も直面している課題ではないかと思います。ベテラン職員もかつての知識、技術だけでは困難な現場も増加してきていると感じています。この環境の変化に順応していくために、若手職員とベテラン職員が共に学び、考えることで組織力を向上させていくことが重要であると考えます。今後も、日々の訓練や研修などを通じて、個々のスキルを高めるとともに、地域住民の期待に応えられる人材の育成、組織づくりに取り組んでまいります。ほのお2026 5号18訓練の様子①訓練の様子②
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