機関誌「ほのお」5月号
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豊田市は「クルマのまち」として世界にその名を知られる産業都市でありながら、四季折々の豊かな自然に囲まれた広大な都市です。現在の人口は約41万人、面積は918・32㎢で、愛知県のほぼ中央に位置し、市内には長野県を源とする矢作川が南北に流れ、市域は東・北部の三河高原を形成する山間部と、西・南部の西三河平野につながる丘陵・平野部から構成されています。標高は3・2mから1240mまで変化に富み、広大で多様な地域特性を持つ都市です。また、当市は自動車産業を中心とした製造業が集積しており、市内には自動車関連企業をはじめ、大規模な工場や物流倉庫などの施設が多数立地しています。これらの施設では、多量の可燃物や危険物を取り扱う場合もあり、大規模火災や危険物災害、さらには有毒ガス漏えいなどの特殊災害が発生する可能性も想定されています。そのため、当市における消防活動では、工場火災や危険物災害への対応力を強化することが重要な課題となっています。当消防本部は、1本部・4消防署・5分署・7出張所で組織され、消防職員544人が各種災害対応に当たっています。「ミライへつなぐ :全長850㎜×全幅560㎜×全高270㎜以下リチウムイオンバッテリDC24V出力での浸水路面走行が可能)し80℃で30分以上使用可能):15㎝まで走行可能通信も対応、別途ケーブル必要)安心して暮らせ・ほのお2026 5号   消防力のあるまち」を、将来の消防る 像に掲げ、人口減少や産業構造の変化、技術革新の進展など、消防行政を取り巻く環境の変化を踏まえながら、地域特性に即した災害対応体制の構築を推進しています。近年、全国各地で発生する災害は多様化・複雑化しており、消防活動においても、より高度な安全対策と効率的な対応が求められています。特に、工場火災や危険物災害、建物の倒壊を伴う事故などでは、消防隊員が現場に接近すること自体が大きな危険を伴う場合も少なくありません。このような状況において、人命救助や消火活動を安全かつ効果的に行う手段として注目されているのが「消防用ロボット」です。消防用ロボットは、人が立ち入ることが困難な場所や危険な現場において、遠隔操作や自律的な機能により情報収集や消火活動を行うことができる資機材であり、国内外で導入や研究開発が進められています。本稿では、当消防本部が導入した消防用ロボットについて、その概要および開発や導入の経緯、運用体制、そして、今後期待される効果についてご紹介します。当消防本部が導入した消防用ロボットは、人命検索、空間把握、環境測定、定点監視、要救助者への呼びかけなどを行うことができる資機材です。本機の製造は、サンリツオートメイション株式会社が担当しています。機体仕様・サイズ ・重 量:約24㎏・駆動方式:無限軌道方式・電源方式:LiFe(リン酸化鉄)・移動速度:2・5㎞/h以上・積載可能重量:3㎏・防水・防塵性能:IP54相当(水深4㎝ま・使用温度範囲:0℃~80℃(冷却媒体な・使用湿度範囲:10~90%段差乗り越え能力・走行可能傾斜:35度まで・走行可能距離:1㎞以上・回転動作:水平方向360度回転・悪路走行:屋外不整地(凹凸路面)・通信方式:無線LAN(有線LAN1消防用ロボットの概要はじめに10(愛知)豊田市消防本部全国初導入となる共同開発した「消防用ロボット」について

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